賃貸派でもマイホームがお得?

マイホーム

賃貸VS持ち家について

住宅に関する価値観の話になると、「賃貸派VS持ち家派」で盛り上がったりしますが、あなたはどちら派ですか?
どちらにもメリット・デメリットがありますので絶対にこちらという正解は存在しませんが、考え方としては家を買う目的や好み、ライフスタイルなどでそれぞれに適した方を判断することになります。
例えば賃貸であれば、ローンを抱えるのが嫌、転勤や移動が考えられる、引っ越し好き、会社から補助が出るなどを理由に選ぶケースもあるでしょう。
対して持ち家であれば、戸建てがいい、転勤などの心配がない、子供が駆け回れるのびのび暮らせる家などを判断基準に決めるケースも多いようです。

マイホームを買う時の条件

賃貸派・持ち家派のどちらであっても、一生住居費・家賃を払い続けるのを避けたいという場合には、やはりマイホームの購入がお勧めです。
マイホームは人生最大の買い物ですので、人によってこだわりや条件はそれぞれです。
戸建てであれば、広い庭付き、2階建て、2台以上置ける駐車場、マンションであれば耐震性、眺めの良さ、共用スペースの充実度、24時間体制のセキュリティーなど、こだわり始めると次々に出てきますよね。
ただし、賃貸派がマイホームを選ぶときの条件は、理想のマイホームを手に入れるときの条件とはポイントが異なりますので押さえておく必要があるでしょう。

賃貸派がマイホームを買うときに考えるべき条件とは、第一に新築マンションか築10年以内の中古マンションであることです。
次に、東京23区内にあって最寄り駅から徒歩5分以内の立地であること、電車は2路線以上利用できるエリアであること、そしてブランドマンションであることも大切な条件にあげられます。
この条件の基本は、将来的に売れやすい、または貸しやすいことを軸に考えられた条件となっています。

マイホームを買うことには長期プランのような概念がありましたが、例えば購入後2年で売れたとしたら、賃貸と変わらない更新間隔での売買も可能ということになります。
つまり、賃貸派でも、売れる持ち家を所有すれば、賃貸と変わらないスパンで別の物件に住むことが可能になります。

賃貸と持ち家のメリット・デメリット比較

賃貸の場合、会社経営や自営業をしている人は、家賃の一部を経費として計上できる点や、会社から家賃手当が出ている人も制度を利用できることがメリットです。
不動産投資も向いていますが、一方でデメリットとして一生ずっと家賃の支払いをしなければいけなくなります。
住宅ローンにはいつか終わりがきますが、賃貸であるかぎり一生家賃が発生します。

持ち家の場合は住宅ローンの利用で年末調整で税金が還付されることがメリットで、また生命保険やiDeCoなどに加入していても税金が戻ることがあります。
ただし、住宅ローンの減税というメリットがある一方で、固定資産税の支払いが生じることが持ち家のデメリットとなります。
また家のメンテナンスやリフォーム費用も実費であることも考慮しなければいけませんね。