ブランドバッグで資産運用

ブランドバッグ

お金持ちはブランドバッグをたくさん持っている印象がありますが、なんのために持っているか考えたことがありますか?
ブランドバッグは見栄やステータスのためだと思っている人も多いと思いますが、実はブランドバッグで資産運用や投資するために所持しているのです。
富裕層がやっているブランドバッグで収入を得る方法をご紹介します。

ブランドバッグを売ってバーキンを買う

富裕層の中では話題になっているバーキン投資。ブランドバッグを買うならバーキンを選んだほうが投資になると言われています。
その理由は、過去35年間でエルメスのバーキンは需要が落ちることなく上がり続けていて、価格も右肩上がりの状態です。
今後20年後にはさらに価格が高騰して、約100万円のバッグが数千万円に化けるかもしれないと言われているほど。バーキンは富裕層のおしゃれやステータスのように見えていましたが、実は投資だったのです。

バーキンに投資するメリット

バーキンは中古でも約100万円から4,200万円ほどの価格のバッグがあります。過去最高金額を出したバッグは「Niloticus Crocodile Diamond Birkin 30」モデルで、クロア金具部分にダイヤモンドやホワイトゴールドがあしらわれています。
オークションに出品されたこのバッグは、当初2,000万円ほどで落札されると予想されていたのですが、大幅に上回ったことがきっかけでニュースでも取り上げられました。
エルメスの「特別な顧客にだけに販売する」という考えから、需要に比べて製造を増やさないバーキンは、価値がどんどん上がっていきます。
ちょっと前まで30万円で購入できたバーキンは、15年経った今、200万円ほどの価格になっています。どんな投資よりも効果がでていると言っても過言ではないでしょう。この成長率は年間で13.5%になるので、今のうちに数点手元に置いておけば、今後20年後にはスゴイ金額になっていることも考えられます。
お金持ちがバーキンを1つ以上持っている理由は、ステータスや見栄ではなく、立派な投資だったのです。

需要の高さから偽物が大量に出回っている

3Dプリンターの登場から、偽物のレベルが上がっていると買取業者の中で噂になっています。バーキンのクロア部分は、独特なドーナツ型をしているため、以前までは形の違和感で偽物と判別できていました。最近では3Dプリンターで巧妙に作られていて偽物と本物の判別がつきにくくなっているそうです。
そんな偽物の見分け方として、細かな手縫いの部分でも見分けがつきにくいのですが、偽物の革は合皮特有のゴムのような臭いがするので、原始的ですが直接においを嗅ぎ分けているのだそう。
最近では「エルメススーパーコピー」と呼ばれる優良コピーバッグでも値段が高騰しています。バーキン35、30モデルのコピーは30万円ほどで売買されていて、買取店では偽物と気付かず誤って買い取ってしまうこともあるそうです。
投資を考えずにステータスとして持つのであればコピーでも遜色ないクオリティではありますが、投資できる商品だと考えると偽物を握らされるのは避けたいところです。
偽物を買わないように、合皮とエルメスの牛革の嗅ぎ分けができるようにしておくといいでしょう。

ブランドバッグを貸して稼ぐ

バーキン以外のブランドバッグは、持っているだけだとお金を生み出しませんが、そのブランドバッグたちを有効活用する方法があります。
レンタルアプリの「Laxus」を使って、自分のブランドバッグを貸し出して利益を生み出す方法がおすすめ。バッグを買取業者に売るよりも、毎月コツコツ稼いでくれるので長期的な収入が見込めます。

貸し出して稼ぐ方法

「Laxus」は月額7,480円で好きなブランドのバッグを借りられるレンタルサービスです。傷や汚れの補償サービスがついているので、貸し出し側も安心して貸し出せます。
月に2回以上交換をするとプラス料金がかかるので、毎月1ブランドを選ぶような形が多いようです。返却期限がないのも「Laxus」の特徴で、気に入ったブランドバッグは長期間使い続けられます。
人気ブランドであれば貸し出しているバッグが稼働しないということはありません。1つのバッグをレンタルに出して11カ月間稼働させたら25,000円ほど収入を得られたという人もいます。
日単位にすると66円くらいになり、月々約2,000円稼いでくれる形です。クローゼットの肥やしにしているバッグがあるなら、貸し出して収入を得る方法を選んだ方がメリットは大きいでしょう。

「Laxus」のメリット

気に入っているブランドバッグの中でも、よく使うのは最近ハマっているバッグに偏ってしまいますよね。今あまり使っていないバックを貸し出すだけで稼いできてくれるのがメリットです。
また、貸し出しているだけなので、所有者は自分のままというのもポイント。自分が使いたくなったタイミングで返却依頼したら手元に戻ってきます。ちょっと貸している間に「お小遣い稼ぎ」という感覚で利用すると良いでしょう。

貸し出し中に心配な汚れや破損などについて、Laxusは三井住友海上保険に加入していて補償がついているので安心です。貸し出し後の返却時には、都度専門のクリーニングやメンテナンスを受けて、キレイな状態を保っています。
また、貸し出し範囲を決めることもできます。レベルに合わせて会員の信頼と優良度を選べて、限定公開もできるので心配な方は試してみると良いでしょう。

「Laxus」の中でも人気が高いブランドなら、高確率でレンタル待ちにできます。順番待ちができるブランドだと、隙間なくレンタルに出せるので、定期的に収入をもたらしてくれます。
以下は貸し出しが順番待ちになるブランド一覧です。

  • CHANEL(シャネル)
  • CELINE(セリーヌ)
  • HERMES(エルメス)
  • LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
  • FENDI(フェンディ)
  • PRADA(プラダ)
  • SAINT LAURENT(サンローラン)
  • GUCCI(グッチ)
  • Dior(ディオール)
  • BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)

「Laxus」のデメリット

貸し出すことにデメリットもあります。それは、レンタル中は貸主が返してほしいタイミングでも強制的に返却はできません。レンタルから返却され、クリーニングされた後に返却されるので、長いと1カ月ほどかかることもあるそうです。
また、貸し出したくてもバッグの損傷が激しいものだと登録ができないということも。アプリ登録時にバッグのチェックをしてもらいますが、預かれないと断られることもあるので、バッグ自体の劣化がある場合は断られる可能性も考慮しておきましょう。
貸出補償に関して、レンタル回数に応じて補償額が減っていくシステムがあります。万が一のことがあったときの保証額が数万円とされていたとしても、レンタルを重ねると補償額が0になってしまうことも。0になると、最終的にLaxusでの買い取りもできなくなります。

その場合は、ブランド買取業者に買い取ってもらいましょう。
Laxusでは補償が0のバッグには0円買い取り、または無料で処分という対応になりますが、買取業者に売却したら多少の汚れがあっても人気ブランドなら0円以上の金額にはなります。
使えなくなってしまったら売却して新しいバッグ購入を検討してみるといいかもしれません。

まとめ

ブランドバッグには見栄やステータスの印象が強くありましたが、お金持ちはバッグも資産運用として考えたり投資したりしていることが分かりました。
バッグを購入するときは、売ることを考えて購入する場合もあると思いますが、さらにもう一歩先を見て、バッグの価値が20年後どうなっているかを想像して購入を検討してみるといいかもしれません。
使っていないバッグは貸し出して、使えないバッグは売ってしまって、新しい投資に回していきましょう。