不動産投資とは
近年不動産投資をされる若い人が増えており、30代や40代で今現在検討されている人も多いのではないでしょうか。
不動産投資とは、住むことを目的とするのではなく、利益を得るためにマンションやアパートを購入し、運用する投資方法のことを指します。
入居者を募集して家賃収入を得る方法、安い時に購入した物件を値が上がったタイミングで売却してその差益を得る方法があります。
不動産投資の種類には、新築や中古のワンルームマンション投資、新築や中古のアパート・マンション一棟の投資、新築や中古の戸建て、さらに駐車場やコインランドリーの経営、REITも不動産投資の1種になります。
不動産投資のメリット・デメリット
不動産投資のメリットには、人に貸し出して入居者を確保できれば毎月安定収入が得られることがあります。
不動産の運営管理は管理会社に任せてしまえば手数料を支払うだけでいいため、自分は何もしなくても不労所得として得られることも大きな魅力でしょう。
また不動産が所得税や相続税対策になることは知られていますが、減価償却費、所得分散、相続税評価額の圧縮という3パターンでの節税が可能になります。
将来的な国民年金に不安を抱く国民が多い中、不動産投資は長期的、かつ不労所得として安定的な家賃収入が見込めますので、私的年金の代わりとしても大きな意味を持つでしょう。
不動産投資は預金や保険と違い、インフレの物価上昇に伴い家賃も上がりますのでインフレに強いことで知られています。
かといってデフレになったからと言って簡単に家賃が下がることはないため、不動産投資がインフレ対策に強いことが理解できますね。
団体信用生命保険に加入できますので、万一の場合に備えた生命保険代わりになることも忘れてはいけないメリットの1つです。
不動産投資のデメリットは、他の投資と同様に、いくつかのリスクを伴うことです。
不動産投資に伴うリスクには、空室リスクや価格下落リスク、金利リスクがあり、さらに天災リスク、資金流動化リスクなども考慮しなければいけません。
そして不動産は時間が経つと経年劣化が起こりますので、大掛かりなメンテナンスが必要になることも踏まえておきましょう。
不動産投資のポイント
初めての不動産投資の場合、リスク回避のためにも都心にある中古のワンルームマンション投資はいかがでしょうか。
まず都市部は不動産の価格下落リスクが起こりにくく、中古のワンルームマンションでも需要が高い傾向にあります。
つまり売買価格も大幅に落ちにくく、家賃も安定していますのでリスクを低く抑えて運用することができます。
マンションやアパートの一棟ではなく区分所有であれば、メンテナンス費用も少なく済みますので、比較的始めやすい不動産投資として大変お勧めです。