今更聞けない!クレジットカードとキャッシュカードの特徴

クレジットカード払い

いまや当たり前のようにあるクレジットカード

クレジットカードとは、レストランでの食事やショッピング、スーパーのような実店舗での支払いをはじめ、ネットショッピングやオンラインサービスの決済、公共料金などの支払いにも使えるカードです。
わざわざ現金を用意する必要がなく、手持ちがなくてもカードがあれば支払いができて後で銀行から引き落とされ、さらにポイントを貯めることもできます。
>>クレジットカード払いをする7つのメリットまとめ!初心者向けに、なぜ現金払いよりもカード払いのがおすすめなのかの理由を解説。

貯まったポイントは商品やサービスに変換でき、また現金と同じように使用できますのでポイントが貯めやすいクレジットカードを選ぶ人も多いですね。
またクレジットカードによっては保険が付帯していて、旅行好きな方にとって海外旅行傷害保険などわざわざ入らなくてもいいことをメリットに感じる方もたくさんおられます。

キャッシュカードとは

キャッシュカードは、ATMや銀行でお金を引き出すときに利用するカードです。
キャッシュカードでお金を引き出す際には暗証番号を入力します。
なお、J-デビットカードというカードもあり、これはショッピングやレストランの支払いにも使えるキャッシュカードのことで、使用した額は即口座から引き落とされます。
口座の残高内でのみ利用できるため、クレジットカードのように使い過ぎる心配がありません。

クレカとキャッシュカードの違い

クレジットカードとキャッシュカードの明確な違いは、クレジットカードは決済機能がありますが、キャッシュカードはATMで現金の引き出しに使えるという点です。
キャッシュカードは銀行口座に残高がある分だけを引き出すことができますが、クレジットカードの利用は残高に関係なく利用できます。
そのためクレジットカードは使いすぎてしまうことがデメリットとなります。

なお、クレジットカードでもキャッシングを利用すればATMから現金を引き出すことができますが、この場合はお金を借りていることになりますので根本的に異なります。
カードの作り方も異なり、クレジットカードでは審査に通る必要がありますが、キャッシュカードの場合は基本的に銀行口座の開設に伴い作ることができます。

一体化カードについて

近年利用が増えているのがクレジットカードとキャッシュカードが一体化したカードです。
三井住友銀行のSMBC CARDや、楽天銀行の楽天銀行カードが一体化カードになりますが、どのような特徴があるのでしょうか。
まずメリットは、クレジットカードとキャッシュカードの2枚持つ必要がないということが言えますね。

ただし、紛失や盗難の際はまた銀行とクレジットカード会社との各手続きが必要となり、解約の際も同様にそれぞれ手続きする必要があります。
暗証番号についてもそれぞれに設定しなければいけないので、結局は枚数は1枚で済んでも、暗証番号の管理や手続きは2枚分必要ということになりますね。