
老後について
近年は結婚をしないという選択もまた、一般認識として認められつつあります。
その背景には女性も男性と同じように社会進出し、活躍する人材が増えたため、経済的・精神的にも男性と結婚する必要がないと考える人が多くなったことも一因でしょう。
また、結婚をして自由な時間がなくなるよりも、プライベートの時間を充実させたいと考える独身者が増えたことも考えられます。
ですが独身者が増えた一方で、寂しい老後を迎えるのではないかという不安を抱える人も多く、寿命が年々伸びつつある昨今、人生100年時代をどう生き抜くのか、現実を見据える必要があるでしょう。
独身でいるメリット・デメリット
独身で居るメリットは、やはり自分の自由な時間やお金が確保できる点が大きいですよね。
結婚するとパートナーのためにお互い時間を使うことも多くなり、子供ができればさらに自由な時間はなくなってしまいます。
お金も家族中心の使い方になり、プライベートで使える額はしれています。
自分の時間、自分で稼いだお金は自分のために使いたいという独身貴族にとっては、様々な制限が生じる結婚には抵抗を感じるのでしょう。
独身でいるデメリットは、社会的に寂しい人というイメージで見られてしまうことでしょうか。
独身が必ずしも寂しいとは限らなくても、やはり世間的にはそう思われてしまう現実があります。
また体調が悪くなったとき、誰も面倒を見てくれる人がいないため、すべてを自分でしなければいけないのは独身者誰しも経験したことがあるデメリットだと思います。
定年後は自分のお金だけで生活しなければいけないため、老後資金をしっかり貯めておく必要があることも独身者の大きなテーマとなるでしょう。
悲惨な老後とは
経済的に自立しなければいけない独身者の場合、老後資金を準備しておかなければ悲惨な老後を迎えることになります。
老後は年金だけで生活できるかというと、実はそうではありません。
また加齢にともない介護費用や病院費用などもかさむようになりますので、出費が増えるのが現実です。
老後資金を貯めずにいた場合、貧しい生活を強いられることになるでしょう。
悲惨な老後にならないためにやるべきこと
まずは今から節約を心がけること、これが大切になりますので、目標額を設定して少しずつでも貯めていくようにしましょう。
年齢に合わせて必要な保険を見直すこと、老後の不労所得のために資金運用を始めることも検討に値します。
65歳を過ぎても現役で働けるような資格をとっておくという選択肢もありますので、自分に必要な準備は何かを今から考えておきましょうね。